- とりあえずIT業界にいきたい!
- まったくの未経験なんだけど・・・
- 自分だけで勉強とかできない・・・
未経験で異業種に転職する場合、不安や、何から始めれば良いかわからないとなってしまう人は非常に多いです。私も同じ気持ちを持ちながらサービス業以外ほとんど経験がない状態からIT業界への転職活動を行っていました。
サービス業で長く就業していると友人と休みが合わない、祝日で損している気がする等と考え、土日祝日が休みの仕事に転職したいと考える人も少なくないと思われます。
その時、事務職などではなくこれからも需要があるIT業界に転職を考えるのは1つの選択肢として十分にありえます。
そこでこの記事では、ほとんどサービス業の経験しかなかった私が、ハローワークの制度を利用し異業種であるIT業界に転職した方法を解説いたします。
この記事を読めば未経験からIT業界へ転職するときには具体的にハローワークの何の制度を利用すれば良いかがわかります。
結論から申し上げますとハローワークのトライアル雇用制度を利用するのがおすすめです!
なぜIT業界なのか
土日祝日休みのデスクワークといえば、事務職などがあります。
しかし事務職ではそこまで特別なスキルは身に付きません、AIの発達によってなくなる仕事とも言われています。
それならばIT業界に転職しスキルを獲得してみようという考えになるのではないでしょうか?
実際に私もそう考え転職活動を開始いたしました。
またIT業界は人材が不足してます。不足しているということは未経験者にもきっとチャンスがあるということです。
ここからはIT業界に転職するメリットとデメリットを簡単に解説していきます。
IT業界に転職するメリット
- 技術が身につく
- 基本的に土日祝日休み
- リモートワークが可能
- 将来性がある
IT業界に転職すると、やはりプログラミングの知識やパソコン関連の知識が身につくのが非常に大きいです。
現在はプログラミングが必修化もされていて世の中にあって当たり前のような状況になっています。
基本的な教養としても知っておいて損はないでしょう。
またIT関係の職種はインフラ系などの一部の例外を除いて基本的に土日祝日休みです。
企業にもよりますのでそこは詳しく調べていただきたいですが、シフト制勤務よりは休日が増える印象です。
上記に加え、リモートワークや在宅勤務が可能な場合もあり非常に効率的です。
通勤時間の満員電車でのストレスや疲労が減るだけでも気持ち的に余裕が生まれると考えられます。
IT業界はこれからますます変化していきます。AIなどの技術の進歩によりなくなる仕事や出現する仕事などまだまだ変化していくでしょう、やはり現在の社会変化の最前線はIT業界です。
私も単純にこの思考でIT業界を目指していました!
IT業界に転職するデメリット
- 勉強の継続が必要
- 納期という概念
- ごくまれに土日祝日勤務
IT業界に入ることができても勉強は継続的に行っていく必要があります。
もちろん業務を遂行していくだけでも未経験から入社している場合は全てが大切な知識になりますが、業務の内容をある程度遂行できるようになると知識の吸収が止まってしまいます。
ステップアップ、昇給、転職を考えているならば自分でプログラミングの学習や業務に使用していない部分の基礎知識の学習が欠かせません。
商品やサービスを製造するという仕事柄、納期という概念が存在します。
サービス業だと予算などはありますが、納期までに商品を製造するということとはあまり馴染みがないと思います。ただでさえ未経験から入社してわからないことが多い状態でこれがあると非常にストレスです。
わからないことは早めに先輩の方や教育担当の方に聞いて進めていき、納期のことは常に意識できるようにしていきましょう。
IT業界は基本的には土日祝日休みになりますが、上記の納期の関係から残業が増える月や土日祝日休みを返上して業務を行う場合があります。
さらにシステム保守、運用業務を行っているとリリース対応というものがあり業務システムが稼働していない、すなわち業務が休日で止まっているときに作業する場合がありその場合も土日祝日勤務になる場合があります。
簡単にざっと解説いたしましたが、次からはハローワークについて解説いたします!
ハローワーク(公共職業安定所)とは
そもそもハローワークとは公共職業安定所のことで、求人検索、就職や転職に関する無料相談や適職診断、公共職業訓練の紹介、失業保険の手続きなどが行える公共機関です。
様々な利用方法があるハローワークですが、今回は私が転職するさいに通ったルートのみをお伝えします。
ハローワークは無料で利用できます、読者の方もお困りの場合はぜひご利用ください。
私がハローワークで利用した制度
トライアル雇用制度
スキルなしでも転職できるトライアル雇用
「トライアル雇用」とは、社会人経験が少ないことから、常⽤雇⽤での就職に不安がある⽅などが常⽤雇⽤への移⾏を前提として、原則3カ⽉間その企業で試⾏雇⽤として働いてみる制度です。
トライアル雇用の期間中は、仕事や企業について理解を深めることができ就労後のミスマッチを防ぎます。
私はIT業界への就職の前にもこちらの制度を利用したのですが、ミスマッチだったので契約更新をしなかった経験があります。
詳しいイメージは以下になります。出典:厚生労働省ホームページ
こちらの制度は利用条件があり以下の条件に当てはまる人が対象となります。
- 紹介日の前日から過去2年以内に、2回以上離職や転職を繰り返している
- 紹介日の前日時点で、離職している期間が1年を超えている
- 妊娠、出産・育児を理由に離職し、紹介日の前日時点で、安定した職業に就いていない期間が1年を超えている
- 55歳未満でハローワーク等において担当者制による個別支援を受けている
- 就職の援助を行うに当たって、特別な配慮を要する
- 紹介日において離職している
- 紹介日において就労経験のない職業に就くことを希望している
詳しくは都道府県のハローワークで確認してください!
まとめ
私はこの制度を利用して完全未経験からIT業界に就職することができました、
トライアル雇用は3か月は助成金などが出るために企業も雇用しやすいです。
ただ私が就職した企業は超絶ブラックでした・・・最後には成功するのですが、初っ端は失敗しました。
企業選びは大事にですね・・・ただ企業次第だとは思いますが。
この後の私のチャレンジも記事にしています。
コチラ⇒【経験談】ハローワークの職業訓練は意味ない?IT系の訓練でプログラミングを学んで転職した話
お時間あれば読んでいただけると嬉しいです。
ハローワークの求人はたまにブラック企業に当たってしまうので、可能であれば転職エージェントなどと併用することを強くおすすめいたします!
未経験からの転職ロードマップの記事も作成しました。
コチラ⇒【スキル獲得】自分には何もないって諦める前に何かを身に着けたいなら、未経験からのITエンジニア転職!
チャレンジしようと思う、あなたの行動が報われることを祈っています。
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